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verre à Saké お猪口


実家にあったお猪口を5個貰って来ました。深川製 キレイな藍色の染付けです。
verre à Saké お猪口_b0083998_2337399.jpg







”「産む機械、装置の数は決まっているから、あとは一人頭で頑張ってもらうしかない」
と女性を機械に例えて少子化問題を解説した。” あ~、言っちゃった!!
この人に「これからの年金・福祉・医療」「少子化問題」を任せていいの?
と自然に思った女性やもちろん男性がどれぐらいいるのか、彼には想像できたのでしょうか。
 
”出生率の低下に言及し「機械って言っちゃ申し訳ないけど」「機械って言ってごめんなさいね」との言葉を挟みながら、「15-50歳の女性の数は決まっている。産む機械、装置の数は決まっているから、あとは一人頭で頑張ってもらうしかない」と述べた。”って、そのくらいにしか思っていないのでしょう。本人は話を分かりやすくしようと思ったらしいが......
分かりやすくもないし、「例え」の表現でもそれを選ぶとは。

少子化問題は確かに大きな問題です。”あとは一人頭で頑張ってもらうしかない”と普通のおじさんが言うのと訳が違います。柳沢さんが言うとこの問題を投げ出しているように感じられました。

夫婦もしくはカップルがお互いに望んで何も問題なく子供を生む事が出来るなら理想ですが、
子供が生まれるのは簡単なことではないのです。
世間の考え方、社会や企業の出産や子育てへの支援と環境が充分に整っていない。さらに教育の内容と経済的な不安もあるでしょう。そんな中、子供を望む夫婦が迷うのは理解できます。もちろん、子供を持たない選択をした夫婦や女性もいます。
子供が欲しくて治療をしている人、欲しくても持てない人、結局持たなかった人もたくさんいるのです。

国、社会、企業、教育、医療、地域が全力で支援しますから子供を望む人は望む人数、安心して子供を産み育てて下さい、
くらい言ってくれればいいのに。
子供がいる家庭にはヨーロッパ並みの育児手当・児童手当の支給、教育費の無料化、子供を持ちたい人で治療を行っている人には治療費の全額支給。
また、望むが持てない人、持たない人、望まない人などの多様化した生活スタイルを偏見もなく世間が認める柔軟性も必要だと思うのだけど。
こんな風になってくれればと個人的な希望です。

機械から生まれたであろう柳沢さんには期待できないでしょうね。
日本の少子化問題も改善にはまだまだ時間がかかりそうです。









by microcosmique | 2007-01-30 00:10 | divers 他
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