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microcosmique ミクロコスミック

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愛読書?! même lecture


先月、仕事での知人の方とひょんなことから本の話になり、京極夏彦の小説に大盛り上がり。

<長編小説 京極堂シリーズ> 
姑獲鳥の夏
魍魎の匣
狂骨の夢
鉄鼠の檻
絡新婦の理
塗仏の宴
宴の支度
塗仏の宴
宴の始末
陰摩羅鬼の瑕
邪魅の雫
たくさんの旧漢字に快感さえ覚えてくるようになる。何度も読んだ作品達。

その方から同じく京極夏彦の作品
巷説百物語 
続巷説百物語
後巷説百物語
前巷説百物語
をお借りしてひたすら読んでいます。(薄い本ではないのです)

最近読んだ後巷説百物語の中にあった
「九相詩絵巻」(鎌倉時代に描かれた人の骸が朽ちていく様)の絵を立ち読みで手に取った本でみつける。

解剖学者の養老孟司氏も本に紹介されていますが、私が見かけた本の著者は法医学者。
もちろん学術的な内容なのです。パラパラとではなく丁寧に立ち読みしてしまった。
MFナレッジエンタ読本7 死体入門! (ナレッジエンタ読本 7)藤井司 / メディアファクトリー
この中に実際にあるアメリカの法医学施設である死体農場が紹介されていました。遺体の状況を調べるための研究施設。
そして、すぐに浮かんだのはパトリシア・コーンウェルの「検屍官」シリーズ。

知人にパトリシアのこのシリーズをおススメしてみました。
<「検屍官」シリーズ>
検屍官
証拠死体 
遺留品
真犯人 
死体農場 
私刑 
死因 
接触 
業火 
警告
審問 
黒蝿
痕跡
神の手
異邦人

京極⇒巷説百物語⇒九相詩絵巻⇒死体農場⇒検視官シリーズとリンクしている。

京極夏彦とP.コーンウェルの作品はタイトルだけでもおどろおどろしいものばかり。
全然かわいくな~い。

落し物したら?万が一、事件や事故に巻き込まれたら?バッグの中で見つかってしまうであろう愛読書。
知人の方も女性なんですけど.....このままでいいんですかね?

検屍官シリーズはイタリア系アメリカ人で法医学者で弁護士という設定の
主人公:ケイ・スカーペッタの家やインテリアや庭の趣味、料理やお酒の描写がとてもステキでこんな本もありますよ。
パトリシア・コーンウェルの食卓パトリシア コーンウェル / / 講談社




 愛読書?! même lecture_b0083998_0433173.jpg
地元の神社で買った猫目石のお守り。

愛読書で盛り上がれる方とメアドを赤外線送受信した時の事、
お互いの携帯に全く同じものが.ぶら下がっていた!
なんて偶然なのかしら??



by microcosmique | 2008-04-17 23:31 | divers 他
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